貴乃花部屋部屋に《赤銅月下》を……

貴乃花部屋の貴公俊関の十両昇進会見に姿を見せた貴乃花親方は終始笑顔で、

破顔一笑

と見出しをつけて報じたメデイアがありました。

 

貴乃花親方が現役時代、大関昇進の際に《不撓不屈》、横綱昇進の際には《不惜身命》、お兄さんの二代目若乃花関が大関昇進の際には《一意専心》、同じく横綱昇進にあたっては《堅忍不抜》と、四字熟語を用いて昇進を伝える使者に言上したことがきっかけで、以後、大関横綱昇進の際に四字熟語が使われるようになったかと思います。

 

これで、貴乃花部屋の関取は、貴景勝関に貴ノ岩関、双子の貴源治関と貴公俊関の四人となり、この中からいずれは横綱大関に昇進する力士も出てくるのではないかと思いますが、そのときには、親方以上に気の効いた四字熟語、いえ、故事成語なんかを持ち出してもらうと、面白いのではないかと、ちょっと期待しております。

 

ちなみに、昨夜の〈スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン〉は、

『願いを託して見上げる多くの人々』

という意味の、

《赤銅月下》

なんて四字熟語にして、

「《赤銅月下》、その願いを叶えるように精進いたします」

てなことを、いずれ貴乃花部屋の誰かが、いえ、力士にこだわりませんが、どこぞで誰ぞ使うてくれまへんやろかいな……

 

ボカ、ドス、ゴン!  ピッピー!

(ピッピーってなんや!)