すっきりとしたお通じサポートをする商品の『すっきり川柳』の入賞作品が発表されました。
商品名にちなんだ『快朝』や『すっきり』を織り込んだ作品が多い中、直接、そうした言葉を使わずに読み手のイメージを膨らませる、
〈友に会う 恋してるのと ひやかされ〉
が、よいとアタクシは思いました。
中森明菜さんの歌《セカンドラブ》(作詞・来生えつ子さん 作曲・来生たかをさん ワーナー・パイオニア)には、
〈舗道にのびたあなたの影を動かぬように止めたい〉
同じく《難破船》(作詞作曲・加藤登紀子さん ポリドール)には、
〈折れた翼広げたままあなたの上に落ちてゆきたい〉
クールファイブの《そして、神戸》(作詞・千家和也さん 作曲・浜圭介さん ビクター音楽産業)では、
〈目についた名もない花を踏みにじる〉
と、好きだの未練だの憎いだのといった言葉を使わずに、見事に心情を表現しています。
もし、現代のポップスよりこうした昔の歌がいいとしたら、それは、抽象的な言葉を使わずに、聴き手のイメージを膨らませる言葉を紡ぎ出している点であると言えるのではないでしょうか。
え?
(それだけわかっているなら、イメージが膨らむ表現でブログの記事も更新しろ!)
って、アアタ、それができれば苦労はしまへん……