今日の《サワコの朝》(MBS)のゲストは、菊池桃子さんでした。
小さいときに患った病気のために障害を負うことになった娘さんの成長とともにご自身が考えられて行動されたことの一つ一つが、菊池桃子さんの魅力を物語っているようでした。
小学生の頃、
「どんな仕事ならできるかな……」
などと質問していた娘さんが、思春期になって、
「それはママの基準の正解でしょ。私はこう思う……」
とおっしゃるようになったそうです。
そのとき、菊池さんは、
「それもアリかな」
と思われたそうです。
大学院で人材育成論を学び始めたのも、障害をもった娘さんがいたからだそうですが、そこから教える立場になられたのは、菊池桃子さんが持たれている、〝運〟ではないかと思います。
その運は、いまだに変わらないアイドル時代の笑顔と仕草、そして声が魅力の一つとなって引き寄せている面もあるかと思いますが、たぶん、
《それもアリかな》
という言葉が象徴する、損得のない素直な受容が一番の魅力なっているからだと思いました。
でも最後に、
「恋は……」
とサワコさんに問われて、
「それはありません」
でした……