〈生産性〉
発言が非難を浴びております。
人間を生産性の有無で判断しようとするのは、障害者を生産性がないと言って切り捨てるのと同じかと思いますが、すべてにおいて、
〈生産性〉
を判断基準においていらっしゃる方は、非難を浴びせている人々の中にもおられるのではないかと思います。
〈経済性〉
という言葉に置き替えても、
〈損得勘定〉
と言ってもいいように思います。
子供の、テストに出る出ないから始まって、大人の、一文にもならないことはやらないてな信条が、多くの家庭にも賢い生き方であるかのように蔓延しているのではないかと思います。
企業ならともかくも、家庭において生産性を重視するとなると、たとえばおじやんおばやんは……
え?
(年金もろてる)
ええと、たとえば子供なんかは……
え?
(児童手当が出る)
つまり、存在しているだけで価値があるという制度を作れば、すべからく、
〈生産性〉
があるということになりまして……
え?
(〈生産性〉のないこんなブログはやめろ!)
物事を〈生産性〉の有無で判断するのはやめよう!