川崎市の事件と厚生労働省の支援策に思う……

報道によりますと、神奈川県川崎市でスクールバスを待っていた小学生ら19人を殺傷して自殺した犯人は、

「長期間就労しておらず、引きこもり傾向にある」

という人物だったようです。

 

昨日、バブル崩壊後の就職難で安定した仕事に就けなかったり引きこもったりしている、就職氷河期世代の集中支援を、厚生労働省が公表しました。

支援策によると、都道府県が経済団体や人手不足の業界団体と連携して、この世代の採用や待遇改善、社会参加を支援するようですが、そうした状況に長期間置かれた人々には、もっと必要なことがあるように思います。

 

もちろん、キャリアカウンセラーなど、精神面で支えるプロフェッショナルの存在も必要かと思いますが、

 

〈信頼できる誰かが傍にいる〉

 

ということが大切なのではないかと思います。

 

行政やプロフェッショナルに任せてばかりいるのではなく、

「私は誰かの信頼できる存在になっているか?」

という問いかけが、誰にも必要なのではないかと思いますが、どないでっしゃろ……

 

またしても自分のことを棚に上げて書いてしまいましたが……