『令和元年 噺の寺子屋』レポート

本日、『令和元年 噺の寺子屋』が伝楽亭で開かれました。

〈梅雨時にネタの虫干し勉強会〉というサブタイトルで、主催のゆ乃月嬢をはじめ、つね吉嬢、讃吉師、かかし師と、ここ数年高座にかけてない噺を披露してくださいました。

よく知っている噺なのに、つね吉嬢の『つる』には笑いました。

讃吉師の『写真の仇討ち』は、アタクシ、始めて拝見いたしまして、おもしろうございました。

かかし師は夏場の定番『皿屋敷』を演じられ、ゆ乃月嬢の『七段目』にも楽しませてもらいました。

 

今回、伝楽亭初高座のつづら嬢だけが、自作落語『朝顔』を演じられましたが、平成生まれの彼女がこんな噺を見せてくれるのか、という衝撃が、お客はもちろん、演者にも走りました。

 

聞けば、自作の落語が十本ほどあるそうで、若いだけに斬新な切り口の落語を創作し、若いけれど独特の味があって、これからが楽しみな人です。

ちなみに、今月29日の『穴埋め落語会』にも出演されるそうですから、よろしければ、皆様お出でください。