落語、というよりは、伝楽亭の高座には計り知れない可能性があることを、昨日、伝楽亭で開催された〈お好み寄席 秋の縁遊会〉で感じました。
まとばっくす師のお客様として来られた女性は、
「落語は敷居が高いと思っていました……」
とおっしゃりながら、落語も打ち上げも堪能されたようですた。
みたらし嬢が『寿司屋兄弟』は、かかし師が、
「これはみたらしさんがやったら面白い!」
とひらめいて推薦した落語で、かかし師の眼力には改めて敬服いたしました。
落語と演者だけでなく、かかし師は人と人を結びつける達人で、らくだ師が構想した『悪魔に魂を売ったミュージシャン・ロバートジョンソン』をアタクシが手がけることになりましたのも、彼のおかげでございます。
拙ブログの愛読者、留五郎さんも創作落語に目覚められたようで、
「こんなん考えてまんねんけど……」
とアドバイスを求められました。
まさに、〈縁遊会〉でございました。
いろんな方がさまざまな落語を演じる伝楽亭の高座には、人と落語がつながり、人と人がつながり、今までになかった何かが生み出される場所です。
だからと言うて、儲かる話が転がってるわけではおまへんが……
え?
(そやからええねん伝楽亭!)