宮迫さんと田村さんの会見を受けて、自分の釈明のために吉本興業の社長が会見を開いたようです。
傑作なのは、
「会見を開いたら、全員連帯責任でクビ、と言ったのは、ミーティングが硬直し、和ませようといことで、もうええかげんにせい、勝手にせい、というつもりで言ったが、僕の内心の感覚が伝われなかった」
という、社長の言い訳です。
いじめた奴の、
「冗談だった……」
という自己弁護と同じです。
お笑いを売り物にしている会社の社長が、所属する芸人とのやり取りでそれが冗談にならないことぐらい、わかっていそうなものです。
わかっていて言ったことが明らかになったら、先日、ジャニーズ事務所に注意した公正取引委員会が出てきて、会社にどのような指導がくだされるかわかりません。
宮迫さんが〈保身〉でギャラをもらわなかったことを告白しましたが、吉本の社長も、明らかに〈保身〉のためにこんな会見を開いたのではないかと思います。
会社や従業員、所属する芸人のためではなく、己が社長の座にしがみつくためではないかと、アタクシ、勘ぐっておりますが、この会見で却って社長を降りることになるやもしれません。
「冗談だった……」
「場を和ませようとした……」
〈保身〉のために、笑いを言い訳にするな!