上から目線?

老後の資産形成について、

「およそ2000万円必要となる」

などとした金融庁の審議会の指針をめぐって、立憲民主党枝野幸男代表は、

「上から目線で発信したのは間違いない」

と述べて麻生副総理兼金融担当大臣を批判したと、NHKNEWSWEBで報じられています。

 

〈上から目線〉

という言葉をそのまま解釈すると、

『上位にある者の見方』

ということになるかと思いますし、ネット上に、

『上の立場の人が下の立場の人に示す言動』

と示すものもありますから、

政府機関や大臣なら、上から目線で何か示すのは、むしろ当たり前ではないかと思います。

 

ただ、他に、

『対等な立場、あるいは下の立場の人が上から物を見るような、人を見下した言動』

というのもありまして、意味がまだ定まっていない言葉ではないかとも思いますが、確実に言えることは、

「こいつは俺を馬鹿にしてる!」

と感じたときに、相手を批判、批難する場合にしか使われていないのではないかと思いますが、どないなもんでしゃろ……

 

だとすると、相手が誰であれ、たとえばそんなつもりなど毛頭ない上司に対しても、

「いつも上から目線で命令しやがって……」

てな勘定を抱いてしまう人にとって問題は相手にあるのではなく、もしかしたらほんとうはそう感じてしまう自身にあるのではないか……

そんふうに、アタクシ、個人的に密かに思っておりますが、さて、いかがなものでございましょうか……

 

昨今は、

〈上から目線でものを言う〉

という言葉が呪文化して世間に蔓延っているようにも感じられて、アタクシ、個人的には好ましく思っておりません……

 

週刊新潮、ならびに文春で、誕生日の様子を揶揄される枝野代表に限らず、その辺りの見解を、この言葉をお使いになる方々にお伺いしたいと……

 

ぼか! どす! ごん!

 

最近はこのオチばっかりか!

幕使い

〈幕使いの多恵子〉

と呼ばれる女掏摸師が捕まったというニュースがありました。

服などの商品で手許を隠して掏り盗るところから、こう呼ばれているそうです。

 

盗人の噺は落語にもありますが、掏摸の噺となりますと、やっぱり『一文笛』かと思います。

 

二代目の三遊亭圓歌師は、市電に乗っていて懐中時計の中身だけ掏られたというエピソードをお持ちで、桂米朝師もマクラでお話なさっていました。

 

掏摸の基本は、指を使って財布等を掏る抜き取りで、時代劇なんかでも、雑踏でぶつかった相手の懐から財布を抜き盗るなんて場面がありました。

その訓練で、どんぶり鉢に入れた砂の中に指を突き入れて自在に動かす訓練をしているてなシーンを目にしたこともあります。

刃物を使った切り取りという方法で財布を奪うのも掏摸の方法の一つだそうですが、手技をもっぱらとする者からは、一段蔑まれている、なんて話も、どこかの小説で読んだようにも思います。

 

今回捕まった〈幕使い〉というのは、昔から存在する方法なのか、それとも捕まった当人の工夫なのかはわかりませんが、基本はあるけれど独自の工夫によって名を知らしめるというところは、どの世界でも共通するのではないかと……

 

ぼか! どす! ごん!

人間としての品位を疑わせる糾弾決議?

昨日、衆議院本会議において丸山穂高衆議院議員に対する糾弾決議が、全会一致で可決されました。

ただ、自由民主党小泉進次郎衆議院議員は、裁決時に退席、棄権したそうです。

 

決議文に、

『人間としての品位を疑わせるものだ』

とまで書いてあるところが、どうやらお気に召さなかったようです。

 

議員に対する糾弾決議は、今回、初めてだということですが、もし、

『人間としての品位を疑わせるもの』

が糾弾されるのだとしたら、これまでの失言暴言不始末などを鑑みるに、どれほどの国会議員が糾弾されなければならないのか、と思ってしまったのは、アタクシだけでございましょうや……

 

いえいえ、そもそも

『人間としての品位』

とは、いかなるものなのでしょうか……

 

ちょいと前に、『〜の品位』なる書籍が書店に並んでおりました。

アタクシはまったく読みませんでしたけれど、ひょっとしたら、そんな人間としての、あるいは国会議員としての品位を疑わせるようなお方が、糾弾決議を可決されたのだとしたら……

 

ぼか! どす! ごん! ズキューン!

新潮VS文春

本日の、週刊文春週刊新潮の新聞広告を眺めておりまして、今週は週刊新潮のほうが面白いかな、と思いました。

 

農林水産省事務次官が長男を殺害した事件をどちらもトップに掲げて、川崎のスクールバス殺傷事件を週刊文春では二番目に掲載しています。

週刊新潮は、こちらを単独では扱ってはいませんが、

『川崎事件型』と『次官事件型』を二大類型として一つの項目にしています。

 

農林水産省事務次官が長男を殺害したのは、まさに他者の命を奪う虞れを感じたからで、近年の親子間における殺害事件と小学生や女性が無差別に殺傷される事件の根は同じところにあると感じておられる方は、少なくないと思いますが、その意味で週刊新潮……

 

え?

(偉そうに言うな!)

 

失礼いたしました。

 

その他、週刊文春には、

枝野幸男 誕生会150分熱唱で「来年は紅白に出る」』

とありますのが、週刊新潮では、

『まるで「ジャイアンのコンサート」になった「枝野幸男」誕生会』

とありまして……

 

ぼか! どす! ごん!

山里亮太さん、蒼井優さん、ご結婚おめでとうございます!

女優の蒼井優さんとお笑いの『南海キャンディーズ』の山里亮太さんが、交際二ヶ月で結婚されて、昨日、会見が開かれたそうです。

 

結婚の決め手を聞かれて蒼井優さんは、

「一緒にいると、しんどいくらい笑わせてくれること。人に対して感動する・許せないのラインが同じ。金銭感覚が似ている。冷蔵庫をちゃんと閉める。あと、優しいことです」

と答えたそうです。

 

言ってしまえば、同じ価値観を持っている、ということかと思います。

 

アタクシも冷蔵庫をちゃんと閉めます。

人に対して感動します。

許せないラインも、他の人とそんなに変わらないと思います。

金遣いの荒い人間ではありません。

女性には優しく接しています。

もちろん、周囲の皆さんを笑わせることも怠りません。

それなのに、どうしてアタクシは……

 

てなことを例によって例の友人に話しましたら、

「キミの場合、笑わせているのではなく、笑われているんだよ」

と言われました……

 

蒼井優さんは、それに加えて、

「仕事に対する姿勢」

を挙げていらっしゃいました。

 

問題は、そこか……

 

山里亮太さん、蒼井優さん、ご結婚おめでとうございます。

末永くお幸せに!

オオスナモグリに倣う!

高知県静岡県の干潟で見つかった生物が、50万年〜8万年の地層の化石でしか確認されていない『オオスナモグリ』である可能性が高いと、NHKNEWSWEBで報じられています。

人間による地球環境の変化や乱獲による絶滅危惧種が話題になる中で、人間の影響を受けなかった太古に絶滅したと考えられていた生物が現代に存在していたというニュースは、いろいろ考えさせてくれるのではないかと思います。

 

何年か前に、絶滅したと考えれていたマスの存在が確認されたときも話題になりましたが、絶滅危惧種を救おう、なんてキャッチフレーズなんぞはおこがましいばかりで、それぞれの生物からすると、生存するか絶滅するかなんて、

「人間からとやかく言われる筋合いはねえよ」

てなもんかもしれません。

 

なまじ生きる意味とか自分の存在意義てなもんにこだわらず、ただただ個として生きている現在があれば、それで世の中のややこしいことに悩まされることは、かなり減るのではないかと思いますが、どないなもんでしゃろ……

 

などと言いつつ、個としての己の無能に苛まれることから逃れられず、どこぞにモグッていたいアタクシでございます……

千葉ロッテマリーンズの挑発法

ニュース解説サイト、THEPAGEによりますと、千葉ロッテマリーンズが、セリーグパリーグ交流戦で対戦するセリーグの球団を挑発するポスターと、阪神編の動画を公開したそうです。

 

千葉ロッテマリーンズのロボットがセリーグ各球団を撃破するパターンで、阪神編には、大阪のおばちゃんをイメージした、たこ焼きをぶつけるロボットが登場。

矢野監督の〝矢〟から、

「そお読み、的外れやのぉ〜」

 

担当責任者の梶原室長は、矢野監督と面識もあり、矢野監督は受け入れてくれるだろうとした上で、事後報告になるけれど、このポスターを持って挨拶に行かれるそうで、阪神タイガースは、それを喜んで待っているということです。

 

ユーモアとか洒落とかいうものは、こういうものかと思います。

たぶん受け入れてくれるだろうということを前提にして相手を肴にする洒落であっても、必ず、本人に断わりを入れることが肝要かと思います。

 

これを例によって例の友人に話しましたら、

「キミの場合、それで人間関係、たくさんしくじっているからねぇ……」