フランス語の先生のお話です。
紫陽花は、雨に濡れて鮮やかに咲くイメージがありますが、梅雨のないヨーロッパにはそのようなイメージはないそうです。
また、真っ白だった紫陽花が、ほんのり青く色を変える様子も、携帯に撮影した写真で見せて下さいました。
青くなるということは、土がアルカリ性だからだということですが、もし、これが赤くなっているとしたら、酸性雨が降っているということにでもなるのでしょうか……
この時期、紫陽花祭りも各地で催されています。
梅雨時特有の湿度の高い不快感も、紫陽花を見ていると、しばし忘れていられます。
紫陽花は、激しい雨に打たれても、桜のようには散りません。
紫陽花の恩恵に預かっていることに、もっと気づくべきかもしれませんね。