開館10年目の《大和ミュージアム》に行ってきました。
10分の1とはいえ、忠実に再現された戦艦大和は360度どこからでも見ることができ、迫力満点でした!
他にも、本物の零戦や潜水艇、銃弾なども展示されており、研究のためのスペースも別に設けられているということで、まさに日本屈指のミュージアムであると言えます。
ですから、人気アニメーション《宇宙戦艦ヤマト》(原作・西崎義展さん 監督・松本零士さん)の展示を、館内で見ることはありませんでした。
唯一、館外、入り口の右手に、記念撮影用に主人公古代進とヒロイン森ゆきが寄り添っていました。
ただし、観光地によくあるように顔の部分が抜かれていたのは、古代進だけで、森ゆきの顔の部分は描かれたまま、抜かれてはいませんでした。
誰も彼女の美しさには敵わないというメッセージなのか、熱烈な森ゆきファンへの配慮なのか……
いえ、森ゆきとのツーショットが撮れるというところが、いちばんの売りになっているといことでしょう。
いずれにしろ、顔だけ抜き取られた古代進が、とても間抜けに見えました……
それほどミュージアムで《戦艦大和》を大切に扱っているのに、最寄りの呉駅の発車ソングは、『宇宙戦艦ヤマト』(作詞・阿久悠さん 作曲・宮川泰さん 日本コロンビア)でした。
それを聞いて、
「さらば〜」
と、駅構内でも車内でも誰も歌っていなっかので、アタシもなんとか我慢することができました……