昨夜、テレビでスタジオジブリの『ハウルの動く城』が放送されていました。
他のジブリ作品同様、その発想には、ただただ脱帽するばかりでございました。
「予定調和を壊す」
ということを述べておられました。
「予定調和を壊すところ」
に、楽しさ、面白さがある、といったことをおっしゃっていました。
彼が出演する番組の面白さは、まさにそこにあります。
〈三題噺〉も〈大喜利〉も、事前に作られたシナリオ、調和のとれた予定のないところが、面白く、楽しいところではないかと思いますが、逆に、それが失敗につながるかもしれないという恐れが、プロの噺家さんにも、二の足を踏ませる要因になっているかと思います。
《予定調和を壊す》
ことで、新しい価値を生み出している人は……
ただ、その話を例の友人にいたしますと、
「キミの場合、問題は、新しい価値を生み出した人たちが予定調和を壊したからといって、予定調和を壊した人が、みんな新しい価値を生み出したわけではないことを、認識していないところにある」
見事に、予定された返事が返ってまいりました。