流行語で終わらせるにはもったいない言葉

新語・流行語大賞が発表されました。

 

候補に挙げられながらトップ10に入らなかった『戦争法案』は、『アベ政治を許さない』に吸収されたせいだと思いますが、何しろただの流行語ですから、いずれも来年にはきっと忘れ去れるに違いありません。

でも、それはちょっともったいないことだと思っています。

 

長く開催されなかった日中、並びに日韓首脳会談が、形式的な印象はあったにしても実現したのは、新しい安全保障法案、つまり『戦争法案』が可決されてからです。

 

もちろん、可決されるずっと前から会談実現に向けての努力はされていたでしょうが、『戦争法案』という言葉が、

「今までのように日本をナメてたらあかんかも……」

と、思わせて、

「そしたら、無視はでけへんな……」

てなことになったのかもしれません。

これが、

「新しい安全保障法ができましたよ〜ん」

だったとしたら、ご近所のミナさんには、やっぱり無視されていたかもしれません。

 

アタシの知る限り、誰もそんな見方を示してはいませんが、そう考えると、もし、この『戦争法案』という言葉が出てきていなかったら、両国との首脳会談は未だに実現していなかったのではないか、ずっとご近所にナメられたままだったのではないかと、個人的に、かつ密かに思ってます。

(こうしてブログに書いてしもて、どこが密かや!)

 

ということで、『戦争法案』を単なる流行語にしておくべきではないと思います。

そうしないと、来年にはアベ政治は許されてしまいますし、同様に、1億そうは活躍しない社会になってしまうのではないかと思います。

 

こんなふざけたことを書いていると、あっちからもこっちからも非難を受けてアタシのブログは大炎上するかもしれませんが、幸い、まだアクセス数が少ないので、毎度ご愛読くださる皆様方が、暖かいお気持ちでいつものように読み飛ばしてくださると、たいした問題にはならないと思いますので、どうぞあちこち触れ回らないように、よろしくお願いいたします。