優勝したタカマツペアと解散するSMAPと解消しない漫才コンビの人間関係論

オリンピックバドミントン女子ダブルスの高橋選手、松友選手、優勝おめでとうございます!

 

バドミントンに限らず、ダブルスというのは、それぞれに力があっても、本当に二人の息があっていないと勝てない競技です。

十年間、いろいろあったかと思いますが、コンビを組んで練習を続け、栄冠を手にした高橋選手と松友選手には、ただただ脱帽です。

 

SMAPの解散は、グループ内の人間関係が修復できないほど壊れた結果のようです。

テレビに映っていても、メンバーによってはそうした感情が視聴者に読み取れたほどのようです。

 

SMAPの解散報道で頭に浮かんだのが、望月三起也さんの『ワイルド7』の中で悪党が口にした台詞です。

どの話だったかすっかり忘れてしまいましたが、

「壊れた武器は修理してもまた壊れる」

という主旨の言葉です。

 

武器と人間関係を同列に扱うのは乱暴かもしれませんが、壊れた人間関係は武器と同様、捨ててしまうより他にないのかもしれません。

 

でも、仲のよくない漫才コンビでも、ネタ合わせや舞台の上以外では互いに口もきかないそうですが、お客さんにはあまり気取られないようです。

コンビを解消したらおまんまの食い上げや、てな考え方で互いに適度な距離を保っているようです。

 

そんな話を例の友人にしてから、

「アタシらの関係は……」

と言いかけたところで、

「我々は壊れる関係にはない」

と、珍しくうれしいことを言ってくれる、と思いきや、

「少なくともボクはキミを信用していないし、第一、人間関係を論じる前に、すでにキミ自身が壊れているだろ。だから、我々は最初から壊れるような関係にはない」

 

という関係が、ずっと続いていると思うのですが……