外務省のホームページに掲載されているゴルゴ13も、いよいよ最終回を迎えました。
海外でテロなどに巻き込まれずに事業を展開する日本の中小企業の秘密が、Gマニュアルにあるらしいと気づいたアメリカで、
「俺の後ろに立つな」
などと書かれたTシャツが若者の間に流行り、国民がGマニュアルの公開を求めるというストーリーになっていますが、これではゴルゴ13の仕事であることが明らかになっているということではないかと思います。
ファンとしては、やっと、
「俺の後ろに立つな」
というフレーズが出て来たことにうれしさは感じますが、こんな無理な出し方には賛同しかねます。
最後は、海上のヨットでくつろぐゴルゴ13の前に潜水艦が現れて、Gマニュアルの伝授をアメリカ大統領から依頼されるというシーンで終っていますが、そんな依頼ばかりだと、本来あるべき狙撃のリクエストがなくなってしまうのではないかと思います。
まるで漫才をしなくなった作家みたいな……
ズキューン!