ニューヨークを訪れている小泉進次郎環境大臣が、国連の環境関連イベントで、
「日本は1997年に京都議定書を採択したが、リーダーシップを発揮してこなかった。今日から我々は変わります」
「気候変動のような大きな問題は、楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ」
などと演説されたそうです。
〈今日から我々は変わります!〉
〈大きな問題は、楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ!〉
なんて言葉は、流行語大賞にノミネートされてもいいような気がします。
特に、
「核廃絶というような大きな問題は、楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ!」
「自殺者を減らすような大きな問題は、楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ!」
から、
「セクハラのような大きな問題は、楽しく、かっこ良く、セクシーであるべきだ!」
てな具合いに……
ばか! どす! ごん!
ロイターは、この言葉を報じながら、日本の取り組みについて懐疑的な見方を示しているそうです。
〈楽しく、かっこ良く、セクシー〉
が、単なる流行語で終わるか否か、また国際社会が懐疑的でなくなるかどうかは、小泉進次郎大臣の今後の行動と成果にかかっているように思います。