カナダに住む18歳の大学生、エマ・リムさんが、カナダ政府が気候危機への対策をとっていないことを理由に、
「私は子供を産みません」
と宣言したと、朝日新聞が報じています。
将来生まれる子供たちを思ってのことで、この問題にカナダ政府がしっかり取り組み、安全を約束するまで子供をつくらないようにと呼びかけるキャンペーンを立ち上げて、若者を中心に五千人以上が賛同しているとのことです。
「人類を滅亡へと導こうとしているのか!」
「種の存続を第一義とする生き物の摂理に逆らうのか!」
「このままだと将来生まれて来る子供たちに不幸を背負わせることになる、という考え方に基づく行動は、エゴではないのか!」
「将来、生まれる子供たちを人質にとるような行為ではないのか!」
「将来、生まれる子供の人権を無視することになるのではないのか!」
「子供を授かることのできない、あるいはできなかった人たちの気持ちを考えているのか!」
もしかしたら、ロシアの大統領あたりから、また、
「誰も現実を教えていないのか?」
てなツッコミが入るかもしれません……
すっかり歪んでしまったアタクシでございますが、政治のリーダたちに向かって、
「なんとしろ!」
と声を上げたエマさんやグレタさんの今後の行動が、世界を救うことを願います……