『水戸黄門』と『グッドパートナー』

「秘書に対する暴言問題で所属していた党を離れた某議員についてもっと……」

てなリクエストを、留五郎さんよりいただきました。

 

彼女について、友人から、

ドメスティックバイオレンスの家庭だった」

とか、カウンセラーの、

「優秀で他者がバカに見えるエリートだ」

とか、僧侶の、

「必要なのは自己と向き合うことだ」

とか、いろんな話が出ているようです。

 

いずれも、国会議員である前に、人間としてどうか、というレベルの話のようで、TBSの『水戸黄門』とテレビ朝日の弁護士ドラマ『グッドパートナー』を思い出しました。

 

水戸黄門』では、隠していた権威の象徴を見せるところがいつもの見せ場になっていますが、『グッドパートナー』では、権威の象徴である弁護士バッジを外して、

「一人の人間として……」

と、本音を語って問題解決を図るところが、見せ場になっています。

 

水戸黄門』も、お約束として最後に権威の象徴を見せますが、それまでは、やはり人間としてどうしなければならないのか、という姿勢を見せています。

 

「◯◯である前に、人間としてどうあるべきか」

という問いかけを考える出来事は、秘書に対する暴言を浴びせた議員に限らず、日常でも珍しくないことかと思います。

 

アタクシも、日頃からそんな問いが自分には必要ではないかと考えておりますので、そのためには、まず、権威の象徴がほしいかな……

 

こんなもんで、どないでっしゃろ、留五郎さん……