カンヌ国際映画祭が開幕し、審査委員の会見の様子が報じられました。
映画界でもセクシャルハラスメントが問題になっているなかで、委員長のケイト・ブランシェットさんは、
「レッドカーペットをグラマラスなドレスで歩くのか?」
という質問似対して、
《魅力的であることは、知的であることを排除するものではありません》
とお答えになったそうです。
日本の政界でも欧米の♯MeTooを受けて黒服でセクシャルハラスメントに抗議する人々の姿が報じられましたが、違和感があると申しますか、どうにもしっくりと受け取れないと感じてしまうのはなぜなのかと思っていましたが、
《魅力的であることは、知的であることを排除するものではありません》
という言葉に象徴されるような本質的な思想において欠けているところがあるからではないかと、ふと思いました……
「これって、女性だけではなく、男性にも言えることだよね」
と、例によって例の友人に申しましたところ、
「キミの場合、知的であることも排除されているしね……」
「そうだね…… 確かにアタクシから知的であることも排除されているしね…… ちょっと待て、それはどういうことや!」
と質しましたところ、
「事実を述べただけだ」
と、A大臣のように彼は言いました……