放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理委員会が、沖縄の基地反対運動を取り上げた、東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)ニュース女子について審議に入るという報道がありました。
事実の裏付けがない報道があったそうで、どんなことかと詳細を見ますと、
「反対運動をテロリストみたい」
や、反対運動の団体の代表を、
「反対運動の黒幕」
などが記されていました……
これがもし反対なら、たとえば、擁護推進派の人々に、
「権力の横暴」
だとか、
「擁護推進派の黒幕」
だとか表現した番組があったら、BPOは審議に入るのでしょうか……
何より、これって事実かどうかというより、表現の自由に関わる事案ではないかと思いましたが、それ以前に、巷にあふれているフェイクニュースは野放しになっているように感じましたのは、アタクシだけでございましょうか……
各テレビ局でも、独自に番組検証機関を持って時折検証結果を放送しているのを見かけますが、視聴者からのご意見を紹介しながら、概ね無難な、あるいは取り方によっては自画自賛とも言える内容になっているように感じます。
報じられる事実について、真に公正、公平であることなんてムリな注文だとわかっているつもりですが、
「なんだかな〜」
てな、気分になってしまいました……
今回の放送倫理委員会については、やっぱり《そこまで言って委員会》で審議してもらいたいと思いますが、どないでっしょろ……
デンデン
(毎度、デンデンとやりゃオチになるなんて考えてるこのブログに気の利いたオチを求めるのも、ムリな注文だろ!)