〈イヌは飼い主に似る〉
という、アメリカミシガン州立大学のウィリアム・J・チョピク氏らの最新の研究結果が、オンラインの学術誌に掲載されたと、日経電子版に記載されていました。
チョピク氏によると、
「落ちついた人であればその人の飼うイヌも落ちついている」
そうです。
これには、
〈人は自分に合ったモノを選ぶ〉
傾向があることも、その要因の一つとして挙げられています。
それに、飼い主の飼い方がイヌにも影響を与えるということのようです。
『ステッキを振り上げて犬を呼ぶ』
という言葉がありますが、これだと、力で言うことを聞かせることができるイヌを、その人は選んだ、ということになるのでしょうか、それとも、そのイヌは自分より弱いイヌに対して牙を剥く性質があるということになるのでしょうか……
イヌの嫌いなアタクシが言うのもなんでございますが、これは人間にも当てはまるような気もいたします。
そのような親に育てられて、一卵性親子、などと呼ばれる親子には、遺伝子だけでなく後天的な生育も関係しているということも言えるかもしれません。
ただ、ネコについて、飼い主に似る、なんて話は耳にいたしませんが、ネコ好きの人を見ておりますと、人に干渉されたくない、という傾向のある方が多いようにアタクシは感じておりますが、いかがなものでございましょう……
わん!