自己嫌悪に陥ったときの対処法

今日、ある人から、

「自己嫌悪に陥ったら、どうしたらいいんでしょうね……」

と問われました。

 

「そのまま、自己嫌悪に落ちるに任せて、抵抗しないのがいいように思います」

 

と答えましたが、もう少し詳しく説明いたしますと、

 

「習慣的にせよ条件反射的にせよ、よけいなことをやってしまった等、何かやらかしてしまったために好ましくない状況を招いてしまった自分が嫌になってしまうわけで、その自己嫌悪から遁れるために、しでかしてしまったことを取り戻す行動が許されるならまだ救いはありますが、そうでなければ、どうにもならないのであれば、あきらめるより仕方ありません。好ましい状況にもどそうなんて執着をなくすことによって、自己嫌悪は薄らいでいく……」

のではないかと、アタクシ、経験的に考えております。

 

仏教でいうところろの〝諦念〟かと思います。

 

その方は、アタクシに、

「自己嫌悪なんてなさらないんでしょうね」

とおっしゃいましたので、

「いえ、1年368日ぐらい自己嫌悪に陥っておりますから、むしろ日常的で自己嫌悪を感覚がなくなってしまっているだけですよ……」

 

こんな話を例によって例の友人に語りましたところ、

「その人の言う通り、キミは自己嫌悪なんかしない人間だよ。でなかったら、キミの人生、これだけ好ましくない状況にばかり陥るなんて、ないよね……」

 

それはどういうことや!