伝楽亭『松小の部屋』レポート

本日も伝楽亭に参りました。

 

蝶松さんと小なんさん、お二人がプロデュースされた『松小の部屋』のコンセプトが、共演したことがない人が集まる落語会で、都丹蝶師と紺染師、お二人が伝楽亭初登場。

都丹蝶師の『付き馬』は、知ってはおりましたが初めて拝見したネタで、たいへん面白うございました。

紺染さんは実に味のある語り口で、何度も聞いております『犬の目』にずいぶん笑いました。

 

もちろん、他の方のネタも見応えがありましたが、面白かったのは、座談会で、初出場で面識のないメンバーの座談会で、観客からもらった質問に皆がそれなりに笑わせてくれたところは、さすがでございます。

 

三味線も、つねきちさんと鈴なりさんの二丁入ってよろしゅうございました。

加えてつね吉さんは、『京の茶漬け』も演じられて、こちらも完成度が増してきたように思います。

 

昨日の十倍のお客を満足させたのは、やはりプロデュースされた、蝶松師と小なん師のお力かと思いました。

 

ちなみに、これが平成最後の伝楽亭の落語会でございました。

 

もちろん、打ち上げも楽しく盛り上がりまして、