神戸市の小学校教員のいじめ問題から見えること……

神戸市須磨区の市立小学校に勤める30代から40代の四人の教員が、いずれも20代の複数の同僚教員に、昨年から今年にかけて悪質ないじめを繰り返していたという報道がありました。

学校から、

「教諭間でトラブルがあり、指導を行った」

という報告を受けながら、市の教育委員会は事実調査を行わなかった、という報道があり、あるいは、

「校長が加害教諭を指導し解決した」

という報道もありますが、被害にあって出勤できなくなった教員の家族が教育委員会に訴えてやっとコトが明るみに出た……

 

人間は、群れて善悪を忘れる動物だと、アタクシ、以前から密かに思っておりましたが、そうした輩ほど、実は未熟な連中だとも思っておりまして、それが30代40代の教員だなんて、背筋が凍るような話です。

 

また、

「子供のいじめ問題、握手すれば解決!」 

「教員間のいじめ問題、〝トラブル〟を校長が指導して解決!」

 

構図は同じかと思います。

当事者がどれだけ苦しんでいようとも、形の上で解決することが優先される……

 

教育費の無償化だとか入試改革だとか、もちろんそういったことも大事ではありましょうが、もっと取り組まなければならない問題が見過ごされているように思うのは、アタクシだけでございしょうか……

一つは、四人で群れてやって善悪を