山口県の県立高校の教諭が、担任するクラスの生徒全員と保護者から、暴言などによって罷免を求める嘆願書が教育委員会に提出され、これに教育委員会が陳謝し、当の教諭とその高校の校長が四月に異動することになったという報道がありました。
教師を巡る騒動や事件が頻繁に報じられるようになりました。
大昔、勤めておりました学習塾のNo.2に夢は、教え子の結婚式に招待されることとおっしゃっていました。
学校の先生でも、教え子の結婚式に呼ばれる方は少なくないように思います。
卒業後何十年も経っていても、教え子らと交流されていらっしゃる先生もおられます。
先日、初めて塾で教えるという大学生から、
「どきどきしています。どうしたらいいんでしょう……」
と相談されて、
「予備校や塾、学校で、凄いな、と思った先生をイメージすればいいんじゃないの?」
と申し上げましたら、
「何だか肩の荷がおりました……」
と言われました。
学校であれ塾であれ、初めて教壇に立った頃の気持ちを思い出せば、少しはそんな報道もなくなるようにも思いますが……
え?
(そんな悠長なことを言うてるような時代やない!)