台風19号によって馬脚を露した人たち

昨日、台風19号の被害を受けて、自由民主党本部で開かれた緊急役員会で、二階俊博幹事長が、

「予測されていたことに比べると、まずます収まったという感じ……」

という発言が報じられて、野党はもちろん、あちこちから非難が続出しているそうです。

 

この台風19号については、かなり早い段階から危険性が報じられ、かつてないほど避難を促していましたが、東京台東区災害対策本部が、

「住所がない」

という理由で、路上生活者に対して、自主避難所の利用を断わっていたということが報じられています。

 

日常、何事もなければ、多少想像力の欠如した人間、他者の気落ちを読み取ろうとしない御仁が何かをやらかしても特段にどうといことはないと思います。空気が読めなくても問題はありません。

でも、そんな輩ほど、緊急時に馬脚を露すことになるようです。

ですから、人事を司る者は、誰が想像力に欠けているか、他者の心情を汲み取れないのか、といったことを日頃から確認しておかなければならないと思います。

想像力があって緊急時により的確な対応ができる人材を見極めることこそが、人事を司る者の重大な役目ではないかと思いますが、それができれば苦労はしない、というのが、本当のところかもしれません。

いえ、その前に、そうしたことが想像力のない者、他者の気持ちを解そうとしない者がが人事を司っていたとしたら……

 

以前にも拙ブログでこにょうなことを記したようにも思いますが……

 

ええ、十分に承知しております。

想像力の欠如したアタクシが申し上げるべきことではないということは……