三題噺の新しい創り方

《三題噺の会in奈良》は、以前よりお知らせいたしておりますとおり、本日二時、古々粋亭で開催いたします。

 

三題噺の創り方について、これまではオチを考えてからストーリーの展開をする方法、あるいは、ストーリーをからオチを考えるというやり方を述べてまいりましたが、今日は、キャラクターから考えて創作してみようかと考えております。

 

伝統的な古典落語の登場人物は、喜六、清八、甚兵衛さんの三人が主要なところですが、『ちりとてちん』のタケや『算段の平兵衛』の平兵衛など、個性的なキャラクターがたくさん存在しています。

『鴻池の犬』の犬や『天狗裁き』の天狗など、人間以外のキャラクターも当たり前のように出てきます。

 

小説の基本は、人間が描けているかどうか、という点にあり、漫画の、テーマ、キャラクター、ストーリーという重要ポイントの中で最初に考えなければならないは、キャラクターだそうです。

 

落語だからオチが気の利いたオチを先に考えなければならないという発想からではなく、今日は違った視点から三題噺に切り込んでみたいと思います。

 

てな具合に、キャラクター重視論を展開しております本日の拙ブログでございますので、オチをどうしようかと……

 

本日の《三題噺の会》。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

《そこまで言って委員会NP》お題大募集!

毎週日曜日午後一時から読売テレビで放送している『そこまで言って委員会NP』では、100回記念企画として、こんなテーマでしゃべってほしいというお題を、視聴者から募集しています。

ただし、イエスかノーか、あるいは二者択一で、というお約束がありますから、たとえば、

築地市場は移転すべきか』

『80歳以上のドライバーには、免許を返納させるべきか』

てな例が番組のホームページに掲載されています。

 

最近、学校教育でも実践されている、

『朝食はパンがいいか、ご飯がいいか』

『住むならマンションがいいか、一戸建てがいいか』

『人生、頭がいいのが得か、人当たりがいいのが得か』

といったディベートの形にもなるかと思います。

 

そんなお題を、いくつか考えてみました。

『四年後の大学入試改革は、高校生や中学生の思考力を強化できるか』

野党共闘によって自公連立政権は崩れるのか』

『都市化と過疎化は加速するのか』

『世界は平和になるのか』

 

その他、

『男と女とどっちが得か』

とか、

『女性にもてるためには、金か心か』

とか、俗なお題も考えられます。

 

『オチには、例の友達に登場してもうのがいいか、それとも読者からツッコミを入れられる形が面白いか……』

なんてことで、今日のところは、オチにさせてください。

今日は終わりの日のようです……

昨日、拙ブログで人類滅亡、終わりの話を取り上げたせいではありませんが、今日は、終わりの日だったようです。

 

韓国では、憲法裁判所が国会で弾劾訴追した朴大統領の罷免を決定しました。

朴大統領が大統領職を終える日となりました。

 

自衛隊の、南スーダンへの派遣任務の終了が、国家安全保障会議によって決定されました。

 

森友学園の小学校の認可申請が取り下げられました。

まだ、解明しなければならない疑問点はいくつかありますが、籠池氏にとっては、開校しないということが、一つの終わりになっているように思います。

 

『終りよければすべてよし』

とは、よく言われますが、今日、終わりを告げたあれやこれやは、果たしてすべてよしと結論づけることは難しいように思われます。

世の中、すべてよいような終わりなんて、そうそう見られないのかもしれません。

 

「もう終わりにしましょう」

と告げられた人にとっても、それですべてよしというわけにはいきません。

アタクシも、昨年の今日、そんな台詞もないままに強制終了させられたことがありまして……

結論・人類は滅亡する!

先日、理科の先生とお話しする機会がありました。

その先生によりますと、

「現代の医学では治癒できずに人間を死に至らせる病気がいくつもありますから、そうした病気で人類が絶滅する可能性があります」

とおっしゃいましたから、

「それなら、ネアンデルタール人北京原人など、今の人類より以前に地球上に存在した人類は、そうした病気によって絶滅したんでしょうか」

と質問いたしましたところ、

「かつてある人類が生活していた場所を発掘したところ、それ以前の旧人類の骨がたくさん出てきて、たぶん、新しい人類に滅ぼされたのではないかという言われています」

との、返答をくださいました。

 

地球上で栄えた恐竜が絶滅したのは、隕石の落下によるものだという説があるようですが、人類とともにこの地球上に生存していた生物のうち、すでに絶滅した、あるいは絶滅危惧とされる生物のほとんどは、人間の営みによるもののように思います。

 

現生人類が絶滅する運命にあるとしたら、人間の抗うことのできない病気や隕石などの自然の力によるものか、人間が人間を虐殺した歴史から、人間自身の手によるものなのか……

 

そんなところまで議論が進みましたが、いずれ現生人類は滅亡するだろう、という結論は一致いたしました。

 

「やっと、アタクシと意見の会う方と巡り会うことができてうれしく思います」

と、申し上げましたら、

「私は、うれしくない!」

暴論・読書読解手遅れ論

読書をしない大学生が45%を超えて、過去最高になったという調査結果が報じられました。

PISAで、日本の子供の読解力が劣っていることが報道されました。

読解力を増強しなければならない、てな危機感から、新聞を使う授業とか、毎朝五分の読書の時間を実践するとか、いろいろ言われていますが、根源的な問題、解決策は、もっと別のところにあるのではないかと思います。

 

ここ数年、ぐずる子供にスマートフォンを見せて、あるいは触らせて機嫌をとることの是非が問題になっているようですが、スマートフォンが登場する前には、テレビに子守りをさせることの是非が、一時話題になっていました。

 

中学生や高校生、あるいは大学生になってから新聞を読めとか、本を読めとか言っても、テレビやスマートフォンに慣れてしまった子供には、手遅れではないかと思います。

 

小さい子供が、たとえば、ぬいぐるみを抱いて、あるいは人形遊びで、想像力を育みながら対話を試みているのだとしたら、相手が誰であっても同じ情報しか流さないテレビやスマートフォンは、子供の想像と対話のチャンスを奪っていると言えるのではないでしょうか。

もちろん、側にいるはずの誰かとの、生きたコミュニケーションのチャンスも失われます。

それが、子供の想像力と言語能力の涵養を妨げているとしたら、小学生や中学生、高校生にいくら重要語句の意味を覚えさせても、読解力を問う問題集を解かせたとしても、読書の魅力を伝えたしても、それは、薄っぺらな能力を育む事にしかならないように思います。

 

以上の考えにつきましては、権威ある何らかの研究がなされているわけでもなく、公的な裏付けなどあるはずもなく、かと言って、アタシがスマートフォンをはじめとする最新機器を使えないことの言い訳である、なんてことではまったく有馬温泉……

                                   デンデン

留五郎さんのための剣豪競演

『桜奉行』を『遠山の金さん』とつないだ拙ブログを読まれた、拙ブログを愛読くださって下さる留五郎さんより、

「ほな、中村主水と座頭一の絡みなんてあってもええんちゃうか……」

てな注文が、メールでありました。

 

実際に戦うと、どちらが勝つかわかりません。

細工を施した刀の柄で相手の不意を突く中村主水は、実は剣の達人という設定で、盲目の座頭一には不意打ちよりも真っ向勝負を挑むほうが勝機はあるように思います。

 

そんなことを書きますと、きっと、

「そしたら、『丹下左膳』や『旗本退屈男』、『眠り狂四郎』に『水戸黄門』、『柳生十兵衛』『暴れん坊将軍』なんてのどないなんねん!」

てなツッコミが入るかと思います。

 

まあ、『水戸黄門』では、助さん格さん、風車の矢七なんかが出てきて水戸のご隠居が直接戦うことはまずありませんが、剣の腕前で申しますと、隻眼隻腕の丹下左膳円月殺法の眠り狂四郎も柳生新陰流柳生十兵衛も劣ることはありませんが、最終的には、もっとも位の高い将軍徳川吉宗の『暴れん坊将軍』が他をひれ伏させて勝つように思います。

ただまあ、もともとアウトローである座頭一や丹下左膳、眠り狂四郎なんてところは、そんなことにこだわりなく強さを発揮するのではないかと思います。

 

え?

(作者や番組が違うもんを、そないに並べられるわけないやろ!)

 

でも、コナンとルパンは映画で競演しておりますから、時代劇の剣豪競演も可能かと思います。

 

こんなところでよろしゅうございますか?

留五郎さん。

フェイク〜『嘘の学園』〜

世の中を騒がせている森友学園は、推薦枠があると宣伝していた別の中学校からその推薦枠を否定されてミスだったと言い、校舎の建設費の補助金を得るために府と矛盾する試算費用を国に提出した点を指摘されて府に提出した金額が正しいと報告したと、報じられています。

 

毎週火曜日九時から、カンテレで放送されている『嘘の戦争』は、スリリングで面白く、そこそこ人気のある番組のようですが、この森友学園を題材にして『嘘の学園』てな番組を制作すると、『嘘の戦争』以上に話題になるのではないかと思います。

 

なにしろ、人気ドラマの鉄板である『学園もの』のような印象を与えるタイトルですから、タイトル自体がフェイクになります。

 

おまけに、先日の読売テレビの『そこまで言って委員会』でも、森友学園問題の裏には大きなグループ、組織が関与しているような発言もありましたから、ドラマを面白く盛り上げる要素はいくらでもありそうに思います。

 

そんなに面白そうなら、オマエが作ればええやないか、てな御指摘もあるかもしれませんが、もしそれで森友学園問題に関わったグループ、組織から命を狙われるようなことになったら、困りますので……

 

え?

(そうなったら、フェイクニュースやと言うたらええ)

それが通用するのは、アメリカ大統領だけやないかと……

 

え?

(そしたら、「フェイクだよ」と言うて驚いた顔をしたらええ)

それは、車のCM「ウェイクだよ。兄ちゃん」……