三題噺の新しい創り方

《三題噺の会in奈良》は、以前よりお知らせいたしておりますとおり、本日二時、古々粋亭で開催いたします。

 

三題噺の創り方について、これまではオチを考えてからストーリーの展開をする方法、あるいは、ストーリーをからオチを考えるというやり方を述べてまいりましたが、今日は、キャラクターから考えて創作してみようかと考えております。

 

伝統的な古典落語の登場人物は、喜六、清八、甚兵衛さんの三人が主要なところですが、『ちりとてちん』のタケや『算段の平兵衛』の平兵衛など、個性的なキャラクターがたくさん存在しています。

『鴻池の犬』の犬や『天狗裁き』の天狗など、人間以外のキャラクターも当たり前のように出てきます。

 

小説の基本は、人間が描けているかどうか、という点にあり、漫画の、テーマ、キャラクター、ストーリーという重要ポイントの中で最初に考えなければならないは、キャラクターだそうです。

 

落語だからオチが気の利いたオチを先に考えなければならないという発想からではなく、今日は違った視点から三題噺に切り込んでみたいと思います。

 

てな具合に、キャラクター重視論を展開しております本日の拙ブログでございますので、オチをどうしようかと……

 

本日の《三題噺の会》。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。