アメリカの『香港人権・民主主義法』に効力はあるの?

27日、アメリカのトランプ大統領は、香港での人権尊重や民主主義の確立を支援する『香港人権・民主主義法』に署名し、法律が成立したと報じられて、

「いくらアメリカで香港の人権尊重や民主主義の確立を支援する法律ができても、どれだけの効力があるの?」

と疑問に思いましたのは、アタクシだけではないように思いますが、どうでしょうか……

中国が、内政干渉だと反発しているところをみると、それなりに効果があるように面長ら、日経の『香港人権・民主主義法』のポイントを読んでみますと、具体的には、

〈香港で一国二制度が機能しているのか毎年チェックする〉

〈香港で人権を侵害した人間をアメリカに入国させない〉

〈香港政府が容疑者の中国本土への引き渡す法案を策定、制定したら、アメリカ人を保護する戦略をアメリカ政府が策定する〉

〈香港を介してアメリカからハイテク製品を不正に輸入しようとする中国の取り組みをアメリカ政府が毎年検証する〉

てなことだそうです。

 

最初の一国二制度が機能しているかどうかはともかく、二つ目から四つ目まで、アメリカを日本に変えてもよさそうな気がしますから、日本政府もやってちゃってみたららどうかと思ってしまいました……

最近、日本人が中国に拘束された、てな報道もありますから、自国民を守るという姿勢を、ここで見せておくためにも……

 

ぼか! ごん! どす! ぐさっ! ズルズル……

安倍晋三総理大臣が関係閣僚に指示した、就職氷河期世代の〝活用〟に関する、実効性のある提案を考えました!

いわゆる就職氷河期世代の就職支援で採用した職員の記者会見がきっかけになったのか、政府の経済財政諮問会議の民間議員が、必要な予算を措置を講じて取り組みを促進するように求めたことを受けて、安倍総理大臣は、実効性のある行動計画を年内にまとめるように、関係閣僚に指示したそうです。

 

宝塚市が、就職氷河期世代の〝支援〟として職員採用を発表した際、拙ブログで、〝支援〟ではなく〝活用〟やないんか、と文句を言ったように記憶しておりますが、その宝塚市の取り組みが全国に波及して、ようやく政府が、民間議員の求めに応じる形で〝支援〟を始める……

 

まあ、〝支援〟でも始めないよりはましかとも思いますが、なんで地方自治体が始めたことを、なんで民間議員が言うてやっとこさ政府が動き出すのか、なんで野党の皆さんはこれに関する法案を出してないのか、与党の皆さんも同様ではないのか、と言いたくなります。

ただ、アタクシが知らないだけで、そういう主旨の法案ならとっくに出してますよ、てなことなら、謝ります……

ごめんなさい……

 

どちらの政党でもよろしいかと思いますが、いっそ、就職氷河期世代を〝活用〟する政治塾を無料で開いて、国民に寄り添った政治家の育成を始めてみるというのは、どないなもんでしょうか……

 

大学入学共通テスト・記述問題採点アルバイトに応募したい!

大学入学共通テストで導入される記述式問題を巡り、文部科学省が必要な採点者数を7735人と想定していることが、今日、分かったそうです。

採点は、ベネッセコーポレーションのグループ会社が担うことになっていて、ベネッセの幹部が、アルバイト、学生が採点者に含まれることを否定していませんから、きっと新たに募集、採用するつもりかと思いますが、アタクシ、そうなったらちょいと応募してみたいような気になっております……

ただ、とてつもなく倍率の高い求人になるように思います。

その割に、バイト代は安いかもしれませんが……

 

ところで、今回の入試改革の狙いは、受験生の思考力と記述力の向上を図る点にあるかと思われますが、入試方法を変えたからといって、そのような指導力のある教員を育成しないまま、それぞれの高校が対応できるかというと、疑問符を付けざるをえませんし、また、これまでセンター入試を活用してきた大学、主に私立大学で大学入学共通テストの記述式を利用しない動きも見られるようです。

もしそうなら、記述式のテストを導入する目的が失われることになるのではないかという心配も出てくるように思います。

 

そう考えますと、先に、思考力を養い、文章作成の指導のできる指導者の育成が先にあるべきかと思いますが、どないなもんでっしゃろ……

 

といって、そんな発想もなく民間に採点まで委託するようなお偉いさんに、アタクシどもは、期待すればよろしいのでしょうか……

 

まあ、それはともかく、いつから採点アルバイトの求人が始まるのでしょうか……

 

 

元首相の非論理的ツイート

元首相のH山Y紀夫氏が、昨日、

「韓国では安倍首相は金正恩委員長より独裁政権であるとの噂が広がっていると聞いた」

とツイートしたと、某メデイアが報じていました。

その根拠として、官民の癒着としてモリカケや今回の英語民間試験を挙げ、メデイアは政府に忖度しているから韓国より報道の自由が低く、その極みが桜を見る会だとおっしゃているようです。

 

政治家に限らず、一般に客観的な事実を根拠として論理的に述べなけることが求められますが、

「韓国で噂が広がっていると聞いた」

なんてことを持ち出す事自体、論理性を欠いていると言わざるを得ませんし、官民癒着やらメデイアの忖度やらが噂の根拠になっているなんておっしゃっているお方を、たとえ一時の気の迷いであったとしても、首相にしていたなんて……

 

H山元首相は、芸能人が薬物で逮捕されたときにも、政府はスキャンダルを隠すために大物芸能人を逮捕させたみたいなこともツイーットされているようですが、ということは、御自分が首相だったときにも同様のことをなさっていたということになるようにも思いますが……

 

GSOMIAを巡るごたごたにもなんやツイートしていらっしゃるようですし、これまでも元首相という肩書きがあるのにも関わらず、外交に支障をきたしかねないような言動があったようにも思いますから、この際、H山氏には……

 

ぼか! どす! ごん! ばりばり!

『虎や志・祭蝶ふたり会』レポート

昨日、伝楽亭にて開催されました『芸乃虎や志・柱祭蝶ふたり会』に参りました。

三十人にも及ぶ観客は、二人の人気を表しておりまして、まあ、よく笑わせてもらいました。

企画されたみたらし嬢と色物出演のやよい嬢から始まって、虎や志師と祭蝶師ともに、たっぷり二席ずつ語ってくださいまして、三時間に及ぶ落語会でしたが、そんな長さも感じさせず、たっぷり堪能させてくださいました。

 

特に、祭蝶師の『算段の平兵衛』はどちらかと言うと筋立てで持っていくお噺で、しかもオチが分かりにくい上に、オチに出てまいります言葉が、いわゆる放送禁止用語でございますから、現代ではそうそうお目にかかれる落語ではありませんから、もう見られただけでアタクシにはお得でございました。

問題のオチも、うまく変えられておりまして、なるほど、このオチならいいかも、と思ってしまいました。

 

打ち上げも、楽しく盛り上がりまして、実にいい会でした。

日程は決まっていませんが、二回目も開催されそうですから、楽しみにしております!

 

フランシスコ教皇の言葉

来日している、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、長崎に続いて広島でスピーチをされました。

核爆弾を落とされた日本を忘れることなく、核兵器の廃絶を訴えるばかりでありません。

 

〈私は、声を発しても耳を貸してもらえない人々の声になりたい〉

と述べられ、不平等、不正義、暴力、地球環境といったストレスを抱える、現代を生きる人々を救いたいというメッセージを伝えられました。

 

〈声を発しても耳を貸してもらえない人々の声〉

 

とは、つまりそうしたストレスを抱えながら今という時代を生きる人々の訴え、願いであるかと思います。

それらに自ら耳を傾けて、平等で正義が行われ、ともにこの地球で生きていけるような世界を築くという信念の表明であり、また実際にそうした人々の声になって発信しているということでもあるかと思います。

 

来日されている教皇に世界中で多くの人が注目し、またそのメッセージを受けとり、実行に移してくれれば……

 

アタクシも、

〈耳を貸してもらえない人の声になりたい〉

と例によって例の友人に語りましたら、

「キミの場合、誰がキミの声に耳を傾けてくれたっけ……」

 

GSOMIAの破棄停止から……

23日午前零時に失効するはずだった日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAは、輸出管理を巡る日韓協議の進展を必要条件として、韓国が協定を破棄するとした通告を停止したことで、その効力が維持されることになりました。

 

韓国の外相は、

「我々は(GSOMIA)をいつでも終了させられる権利を持っている」

とのたまわたそうです。

 

「お前ら、俺の言うとおりにせえへんかったら、痛い目にあわすぞ!」

と振り上げた拳を下ろしてしまうと、

「吐いた唾は呑み込めへんで!」

てなことを言われることがわかって、拳を振り上げたまま、

「ちょっとだけ待ったるさかいに、今までくれてたチョコレート、またよこせ。こっちはいつでも拳骨喰らわせられるんやぞ!」

てなことを想像してしまったのは、アタクシだけでございましょうか……

 

国も人間もおんなじで、良好な関係を保とうとしてこっちが下手に出ていると、相手はどんどん偉そうに振る舞うようになります。

そんな奴に、

「いや、オマエが拳骨をくれても、それで縁が切れても、わしゃ別に困らへんのや」

てな態度を見せるだけで、相手の器がどの程度か見えてくるように思いますが、一方で、滑稽にさえ見えます。

 

外交努力を重ねておられる皆様には、大変失礼なブログになってしまいました……

ごめんなさい。