日本とガラパゴスの複雑なレレレの関係

ユネスコ世界自然遺産登録第1号であるガラパゴス諸島と日本の関係は、携帯電話の比喩表現に限らないようです。

 

高校で生物を教えていらっしゃる先生によりますと、ガラパゴス諸島の生物は、侵入者に無警戒で、ために外来種に弱いそうです。

日本でも、外来種がはばを利かせて生態系が破壊されている例は、琵琶湖でのさばるブルーギルを筆頭に、各地で問題になっています。

 

日本の在来種もガラパゴス諸島の生物も、外来種に弱いというのはつまり、他の地域との交流が少なく、外来種による攻撃を受けたことがなかったということの証左で、実は、これは人間も例外ではなく、ほとんど外国からの侵略を受けなかった、あるいは奇跡的に絶滅を免れた日本人も、琵琶湖で外来種に苦しめられる彼らと大差はありません。

 

そうしたところから考えますと、日本の携帯電話が、理由もなくガラパゴス化した訳ではなく、元から日本人そのものがガラパゴス化していたわけですから……いや、日本人がガラパゴス化すると、日本人ではありません。

ここは、ガラパゴスが日本化している……いや、携帯電話に関係なく、ガラパゴスガラパゴスですから、世界的な表現をすると、たとえばその国でしか使用できないような独自の発展を見せる製品などは、むしろ日本化するホニャララと表現すべきかと思います。

だとすると、日本の携帯電話はやはり日本製の携帯電話で、ガラケーではなく、ニッケーとでも表現すると、ビジネスマン必読の新聞みたいになってしまいます。

 

つまり、毎度、こんな訳のわからない論理を展開している私自身が、どうやらガラパゴス化した人間……いや、日本化した人間という……ええと……、私はだ〜れ?レレレのレ〜?