『政治家は言葉が命』
と、よく言われます。
でも、
「政治に新しい風を……」
「今こそ古い政治から脱却して……」
などとポシターや選挙公報に掲載しながら、選挙前日まで各町内を車で回り、
「◯◯、◯◯をよろしくお願いします!」
と自分の名前を連呼するだけの、古い手法に頼る候補者は、自分の矛盾に気がついているのでしょうか。
面白いのは、例の号泣議員の一件で次々とやり玉に上がったはずの議員たちが、もう引退してもいいだろうという年齢にも関わらず、立候補しているところです。
当選したら、きっとまた同じことをやるのではないかと疑っているのは私だけではないと思いますが、さらに巧妙な手口を考案してくれるのではないかと考えると、
「政治を変えてくれるのは誰か……」
という問いの、一つの方向を示してくれているようです。
今日は一日、これだけで楽しめそうです。