清く正しく美しく

1985年にビクターからリリースされた、小泉今日子さんの『なんてったってアイドル』(作詞・秋元康さん 作曲・筒美恭平さん)の歌を、宝塚音楽学校の入学式が毎年報道されると、思い出します。

 

新入生代表の言葉。

『清く、正しく、美しく』

 

おそらく、この言葉が死語にならずにすんでいるのは、宝塚音楽学校のおかげではないかと思います。

宝塚音楽学校に限りませんが、汚れた世界のようなイメージのある芸能界が、実は、礼儀についての厳しさを残している世界の一つではないかと、密かに思っています。

 

アイドルといえども人間ですから、その点をついてヒットしたのが、小泉今日子さんの『なんてったってアイドル』です。

年齢を重ねると、なかなか口にできない言葉ですが、年に一回、宝塚音楽学校の入学式のあとで、カラオケでこっそり『なんてったってアイドル』を、清く正しく美しく歌うのもいいかもしれません。