大阪市営地下鉄運転士・髭の訴訟の焦点は……

髭を生やしてはいけないという規定に反したために評価が低いのは違法だと、大阪市営地下鉄の運転士が訴訟を起こしたというニュースがありました。

 

同じ大阪で、刺青の有無を検査をするしないで揉めたことを思い出しました。

反社会勢力に属する人々のイメージが強い日本では、刺青を施している人によい印象を持つ人はそれほど多くはありませんので、多くの銭湯やプールでは入場を断っているようです。

でも、昨今、観光で来日する欧米人の中には、反社会勢力に関係なく刺青を入れている人もあり、そうした人を拒絶できない空気も出てきたようです。

プロ野球の外国人選手については、刺青の有無が問われることはありません。

大相撲の力士では、現在、刺青を見かけることはありませんが、刺青を入れた外国人が横綱になるてな可能性はあるのでしょうか……

 

少子高齢化が進む日本では、近い将来、たとえばアラブの人が地下鉄の運転士に採用される可能性もあるかと思いますが、その場合、髭を生やしてはいけないという規定を厳守することは可能でしょうか……

もし、この髭訴訟を起こしたのが日本人ではなく、髭を生やす文化を持つアラブの人だったら、判決は日本人の場合と異なるのでしょうか……

 

たとえば、医師や看護師はマスクをかけていますが、昨今流行のかわいいイラストが描かれたマスクをかけたら、注意されるのでしょうか……

あるいは、これがたまに見かける黒いマスクだすると、どうなるのでしょうか……

 

そういえば、以前、地方議員に当選した覆面レスラーがマスクを脱ぐ脱がないで一悶着ありました……

 

大阪市営地下鉄の運転士が起こした訴訟は、実に重要な問題だと思います。

 

(え? 何が重要か、ズレてる?)