笑いの文化があまり発展していないのが、日本ではないかと思います。
「笑うことは健康にいい」
と、とくどきマスコミで報じられるということは、つまりは笑うことなく不健康である人が少なくないということかとも思います。
お笑い番組が多い割には、裸を売りにするお笑い芸人に人気が集まるというのも、笑いの文化の低さを表しているのではないかと思います。
いや、日本には落語という笑わせる伝統芸能があるではないか!
そうなんです。
笑わせる伝統芸能がしっかり根付いているはずなんですが、どうしてピン芸人のコンテストで裸芸人が優勝するのでしょうか……
以前、こうしたコンテストに落語家が挑戦したところを見かけましたが、あえなく敗退していました。
以後、そんな大会に落語家が出場しているところを、アタシは見ていません。
裸芸は、即物的な笑いを提供します。
でも、落語には観客に教養と想像力が求められます。
笑うことは健康によいとしても、裸芸を見て笑うのと、落語を聞いて笑うのとでは、違うように思います。
その辺を研究していくと、たぶん、ぼける人とぼけない人の差が出てくるのではないかと……
(え? 少なくともこのブログをいくら読んでも健康にはよくない……)
ええと、そしたら、得意の裸踊りでも……