昨日、伝楽亭で、ちりとてちんの会の一人、浪遊亭春乃嬢のバースデー落語会がありました。
一昨日、夜、留五郎さんよりメールをいただいて知ったような次第でしたが、
「お越しにならなければ、かわいい後輩の誕生日を祝う落語会に来ない先輩ということになりますよ……」
てなことが記されておりましたので、参りましたところ、春乃嬢が二席、おなじくちりとてちんの会で春乃嬢の同期でもある五月家ちろり嬢が一席、高座を務めるということで、なんと、三日ほど前に決まったこととのこと。
「一時間、持つやろか……」
と、口にされた春乃嬢に、
「三題噺、どないですか」
と振られて、
「ほな、しまひょか」
と、急遽、三題噺をすることになりました。
急に決まった落語会にも関わらず、十人もの御常連さんがおいで下さり、いただきましたお題が、
でした。
春乃嬢とちろり嬢が一席ずつ演じている間に考えて、仲入りを挟んで三題噺を披露するはずでしたが、仲入りの間に三人で写真を撮ろうということになって、
「はい、カシャ!」
てな拍子に、何をどうしようかと考えていたことを、忘れてしまいました。
「そしたら、ぼちぼち」
と言われて、
「いや、もうちょっと……」
という声をかき消すように、出囃子がなり始めたらしかたありません。
体は勝手は勝手に高座に上がっていきます。
「えー……」
というところで、ちょうど時間がきてしまいました。
この続きは次回に……
講釈場を掛け持ちする売れっ子講談師のような終わり方をしてしまいました〜