ときどき、
「卓越した記憶力と思考力をそなえた、優秀な脳を持っていたら、アタシの人生はどんなに素晴らしいものになっていただろう」
と思うときがあります。。
そんなときには、ジャック・フォスターさんの著作で青島淑子さんが訳されている、
『アイデアのヒント』(T BSブリタニカ)
を読んで、以下のような言葉に触れることにしています。
たとえば、記憶力。
イタリアの小説家、イターロ・ズヴェーヴォ氏は、
「私はいつも忘れることが三つある。人の名前。人の顔。それからーええっと、何だっけ?」
たとえば、思考力。
アメリカの風刺漫画家、バートランド・ラッセル氏は、
「どんなことでも一時間も考えれば、その先に待っているのは混乱と不幸だ」
たとえば、脳みそそのものについて、アメリカの詩人、ロバート・フロスト氏は、
「脳は素晴らしい器官だ。朝、目覚めたとたんに働きはじめ、職場につくまでは休むことなく働き続ける」
たとえば、アイデアを生み出す脳について、
「『アイデアのヒント』を読んで、これらの言葉がすべて自分に当てはまったとしても、キミがアイデアを生み出す脳みそを持っているわけではない」
とは、例の友人の言葉です。