大変長らくお待たせいたしました。
『第12回東近江市芸術文化祭参加・第3回能登川寄席』が、滋賀県東近江市にございます〈能登川コミュニティセンターホール〉にて、本日、午後1時より開催されます。
いつもの《三題噺の会》の4名に、よし笛演奏のほっとらいんさん、渚家初都くんの落語が演じられます。
今回の三題噺は、プロデュースされた近江家八景師の企画で、三題噺から生まれた『芝浜』の、〝芝浜〟〝酔っ払い〟〝皮の財布〟に倣い、〝場所〟〝人物〟〝物〟に限定してお題をいただくことになっております。
〝場所〟なら、〝能登川〟〝琵琶湖〟〝近江〟などが、人物なら〝近江商人〟などが考えられますが、そうなりますと、先日、伝楽亭で開催された《三題噺の会》でかかし師が創作された、近江商人のエピソードを下敷きにした三題噺が、バージョンアップした形で披露され、これがもっとも観客に支持されるのではないかと思います。
観客にもっとも支持された優秀演者は、最後にもう一席、高座で演じることになりますから、まともな落語のできないアタクシには、かかし師がそうなってくれるとありがたいことだと思っております。
もちろん、アウェイの三人よりも、ホームで演じる近江家八景師でも、隣乃玄関師がそれに選出されてもかまいませんが、八景師は、
「私に遠慮なく、勝ちに来てください」
と、余裕をみせておっしゃっています。
昨日は、〈いい夫婦の日〉。
本日は、〈勤労感謝の日〉。
よろしければ、ご夫婦、ご家族、友人知人、お誘い合わせの上、お越し下さい。
ちなみに、入場無料でございます。
と、宣伝もかねて例の友人にも申し上げしたところ、
「ところで《三題噺の会》って、いつのまに芸術文化になったの?」