昨日の《そこまで言って委員会NP》のテーマ“板挟み”で、設定されたお題に対して委員会全員が賛同か不賛同で一致すれば、〈賛同一致〉の洒落で高級サンドイッチが振る舞われるという趣向でした。
最後に出された、不倫を姦通罪として罰するべきか否かというお題に、全員が不賛同で一致し、それまで大激論を交わしていたメンバーが、皆さん、仲良く食されていました。
毎度、異論を激突させながら、それでいてメンバーの融和を図る術作には脱帽するばかりです。
その不倫をお題にした今回のゲストに、矢口真里さんを迎えるというのも面白うございましたが、自分の不祥事をチャンスに変えているという矢口真里さんの姿勢に、まことに感服いたしました。
世間では、
『ピンチはチャンス』
『ピンチをチャンスに変えろ』
てなことが言われますが、実際には、
「じゃあ、具体的にどうすればいいのか……」
なんてことになるかと思います。
矢口さんのお話を伺っていて思いましたのが、
『イメージチェンジができる』
ということです。
俳優さんの中には、イメージが固まってそれが却って仕事の幅を狭くしている、という方がいらっしゃるようですが、矢口さんの場合、イメージチェンジによってチャンスに変えてしまわれたようです。
「アタクシも……」
と、例によって例の友人に言いかけたところ、
「キミの場合、問題は、誰も不倫相手になってくれないことだ」
え?
(不倫でなくても相手にされない……)