入社式でトップは何を語ったのか?

昨日、多くの企業で入社式が行われたようです。

 

新入社員に向けてトップが何を語ったのか、ざっと見回してみますと、

《自分で考えて行動する》

ことと、

《変革すること》

が、キーワードになっているようです。

 

自分で考えて行動するためには、疑問を持ち、プロフェッショナルな能力を養うことが肝要で、起業家精神を持つこと、一人一人が商人になること、とおっしゃる経営者もいらっしゃったようです。

また、企業を変革するためには、プロフェッショナルとして、あるいは企業家としての信念を持って仕事に取り組む社員の力が必要だということを、多くの経営者は述べておられるようです。

 

一方で、日々の報道に目を通しておりますと、組織内で発生するパワーハラスメントが減少するような兆候は見えないようです。

 

この状況で、新入社員社員が、

《自分で考えて行動する》

《変革すること》

を実践することができるのだろうか……

と考えてしまいますが、だからこそこうしたことを新入社員に経営者は望んでいるのかもしれません。

 

てなことを書きながら、自分が新入社員だったときに、経営者が何を語ったのかなんてまったく覚えていないことに気がつきました……