京都大学高等研究院の本庶佑特別教授が、ノーベル医学生理学賞を受賞されました。
おめでとうございます。
《誰も見向きもしない石ころを磨き上げ、ダイアモンドに仕上げていく。混沌とした状態の中から、立ち上げるところに、大きな魅力を感じる》
《一生を懸けるなら、リスクが高くても、やりたいことをやるべきだ》
自ら実践して成果を上げられる方の言葉は、表現こそ変わっていても、その本質は同じです。
〈人のやらないことをやれ〉
〈千里の道も一歩から〉
〈努力に勝る天才なし〉
昔から言われていることでもあり、成功した方がこうしたことを述べられると、実に説得力があります。
ただ問題は、
《基礎研究は重要だが、成果が社会に還元されるのに、二十年ぎらいかかる》
という御言葉で、ここに、一生を懸けるリスクをとるだけの覚悟が必要なのではないかと思います。
あるいは、すぐに結果が出ないと、自分を信じられなくなる、というところが凡人の凡人たる由縁であるかとも思いますが、それを言い訳にしない人だけが得られる報酬だということも言えるかもしれません。
アタクシも、改めてがんばってみようかと……
こんなことを例によって例の友人に語りましたところ、
「キミの場合、毎度毎度、改めてがんばっているよね……)