NHKの放送総局長の定例記者会見で、木田幸紀放送総局長は、18週続けて視聴率が一桁台の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺』について、
「今まで見たこともない大河ドラマのつくりをしているので、たくさんの人がついてきてくれたら、それはありがたいが、視聴率がすべてではない」
と述べられたそうです。
民放のトップが、
「視聴率がすべてではない」
なんて発言をしたら、どないなことになるんでしょう……
〈〜がすべてではない〉
という言葉は、たとえば、
「金がすべてではない」
「利益がすべてではない」
「勝つことがすべてではない」
「数字がすべてではない」
「才能がすべてではない」
などと使われておりますが、大概は、そういう結果が出なかったときの言い訳のように聞こえるのは、アタクシだけでございしょうか……
「キミへの愛がボクのすべてだ」
てなことを臆面もなく言うておりましても、振られちゃったら、
「愛だけがすべてではない」
と、うそぶいて、アタクシは生きてまいりましたぁ〜!