吹田市で発生した拳銃強奪事件で刺されて重態だった古瀬巡査の意識が回復したそうです。
とにかくよかったと思います。
ほぼ一週間、古瀬巡査は生死の堺を彷徨っていたことになります。
この上なく失礼で悪趣味であることを重々承知の上で、回復した古瀬巡査が、これからどのように生きていかれるのか、ということが気になっております。
大病を患ったり大きな怪我をしたり、生死に関わる災厄に見舞われた人が、自分の生き方を考え直す、ということが世の中にはままあるようです。
宇宙飛行士が、帰還後、科学技術とは正反対の活動を始めるということも、耳にしたことがあります。
これまで自分が信じてきた生き方を根本から覆すような出来事に遭遇しないままに一生を終えるのがいいのか、それとも自分の死生観を正面に据えて考えさせられる何事かを経験するのがいいのか、それはわかりません。
ただ、そうしたことがあるかもしれないという意識を持ちながら、ちょいちょい自分の生き方を顧みるのも悪くはないように思います。
これから古瀬巡査がどんな人生を歩まれるのか……
関心はあっても、他者は妄りにそれに触れてはいけないようにも思います。
古瀬巡査のさらなる回復を願っております。