インタビューここから〜中田ヤスタカさんの言葉〜

今朝のNHKの〈インタビューここから〉のゲストは、音楽家の中田ヤスタカさんでした。

機械いじりから始めた、機械を駆使して歌手の声も素材として作曲する方法が、カラオケを作って最後に歌手に提供するプロの作曲法と違うことに違和感をボ得ながら、結局、独自のやりかたでヒット曲を飛ばしている方です。

 

《人それぞれの方法でいい》

《自分が納得したもので失敗した方がいい》

 

という言葉が、一見、当たり前のことのようでありながら、実は結構難しいことではないかと思いました。

 

難しい第一は、人それぞれの方法、つまりその独自の方法を得ているかという点です。

何事においても基本、あるいはマニュアルといったものが存在し、世の中の大半の人はそこから入っていきますから、

「独学で……」

なんてことで成果をあげた人に注目が集まるのではないかと思います。

 

ただ、基本から独自の方法論を見つける人もいらっしゃるかと思いますが、それが周囲から異端扱いされると、独自の方法を貫くことができるか否かという問題に直面することになるかとも思います。

なにより、独自の方法でそれなりの結果を出さなければなりませんから、こうしたことを口にできる中田さんは、たいした人だと思います。

 

アタシも、いつも独自の方法を試みておりますが、例の友人によりますと、

「キミの場合、失敗するたびに、運が悪かったとか相手が理解できないんだって、責任転嫁するよね……」

このネタ、よそで使うてもうてかまいまへん……

つい先日、紅葉だよりが届き始めたと思っておりましたら、ここ数日の寒気は112月の寒さだそうで、アタクシの職場でも、

「寒いですね」

と口にする人は少なくありません。

 

皆さんが、寒い寒いおっしゃらるものですから、

「今年は10月になってもなんだかまだ夏が残っているかと思っていたら、急に寒くなって、毎日が充実しているようですね」

なんて申しましたところ、

「え?」

どうやら通じなかったようですから、

「あきないということですよ」

「え?」

「いや、つまり、季節の秋がないということと、飽きることがないということをかけたシャレなんですよ」

と、解説いたしましたところ、

「ああ、アアタのおかげで、またぐんと寒くななったわけですね」

「そら、どういうこっちゃ!」

                                   デンデン

 

でも、紅葉は見られますから、

「先日、紅葉狩りに行ったんですけど、ちょっとお腹の具合が……」

と言いかけましたら、

「まさか、銀杏(胃腸)が気になる、なんて寒いネタやおまへんやろな」

「そんなこと言われたら、やっぱり銀杏や」

「どういうことや」

「気(木)落ちする……」

「これからもっと寒くなる!」

                                   デンデン

松岡修造さんと壇蜜さんの言葉

書店や文房具店などで、カレンダーと手帳が幅を利かせる季節になりました。

 

ただ、カレンダーも手帳も時期が終われば売れ残ってしまいます。

そんな中で、著名人の言葉を記載し、年や月に関わらず使える日めくりカレンダーは、ちょっとした発明ではないかと思います。

アタクシもゴルゴ13の日めくりカレンダーを買って毎日めくっておりますが、日本で一番売れているのは、おそらく、元テニスプレーヤーの松岡修造さんの日めくりカレンダーではないかと思います。

 

個人が所有するだけではなく、あちこちのオフィスのどこかにも置いてのではないかと思います。

たぶん、他の追随を許さないほどのポジティブな言葉が並んでいるようですから、たくさんの方がそれで勇気づけられているからかとも思います。

 

ただ、世間でもてはやされる言葉には、松岡修造せんの言葉のようなポジティブ系の言葉と、癒し系の言葉と、大きく二つに分けられるかと思います。

 

先日、座間市の事件を受けてNHKが自殺願望をテーマにした番組を報じていたときに、そういう人への返事として、

《とにかく、今日は止めておいたら……》

と、参加されていた壇蜜さんがおっしゃっていました。

 

タレントの綾小路きみまろさんが人気を保たれているのは、笑いの中に癒しがちりばめられているからだと思います。

 

ちなみに、ゴルゴ13の日めくりカレンダーは、どちらでもなく、ビジネス系、もしくはハードボイルド系かと思いますが、本日の、

《臆病者ほど、おしゃべりだ》

という言葉は、まさにその通りで、だから無口なゴルゴ13は臆病ではないことを示唆しているはずですが、ところが15日のところには、

《臆病のせいでこうして生きている》

と、ゴルゴ13のキャッチコピーの一つとも言える言葉も記載されていますから、ゴルゴ13はホントはおしゃべりでないといけないように思いま……

 

ズキューン!

高瀬耕造アナウンサーとスナフキン

NHKの『おはよう日本』の〈世界のメディアザッピング〉で、クリスマスソングに関する報道のあと、高瀬耕造アナウンサーが、

「クリスマスの直後に誕生日を迎えるわたくしは、街全体が祝ってくれているようで嬉しくなったという勘違いも一時はしましたが、クリスマスが終わった直後の、訪れる静寂が私の心を傷つけます」

と、述べたことが、視聴者の話題になっているそうです。

 

残念ながら、今朝の高瀬耕造のコメントは見逃しておりますが、拙ブログでも高瀬耕造アナウンサーを何度か話題にいたしておりますように、彼の当意即妙な言語感覚は、NHKのアナウンサーにしておくにはもったいないぐらいだと思います。

 

奇を衒うような感情表現を排しながら、視聴者の心に直接入り込んでくる言葉使いは、かのトーベ・ヤンソン先生のムーミンに登場する吟遊詩人、スナフキンを想起させてくれます。

 

なんぞの機会に、

「雨〜に濡れ〜立つ〜、おさ〜びし山よ〜🎶」

なんて歌うと、たちまち歌は大ヒットし、高瀬アナウンサーは一躍アイドルになるのではないかと思いますが、いかがでしょうか……

《そこまで言って委員会NP》〜登場していないけれど実は貴乃花親方も?〜

本日の《そこまで言って委員会NP》は、『日本企業カイカク委員会』ど、銘打って、不正、メーカーの不正、働き方、食品偽装をテーマに、まさに改革論議が交わされていました。

 

話を聞いておりまして、

「日本人的だな……」

と感じておりましたアタクシの心情を、

『問題は、制度よりも風土』

という言葉でございます。

 

いくら制度改革を試みても、長年に渡って根付いた風土が買わなければ、改革がうまく推し進められるはずがありません。

 

一見、制度や規則を遵守するように見えて、実はそれまでの慣習から抜け出さないところが日本人ではないかと思います。

 

たとえば、先日、電車が定刻より二十秒早く発車したことが報道されましたが、これも規則を厳守するという姿勢よりも、そういう慣習だから…… と解釈することができるのではないかと思います。

 

横綱日馬富士関の暴行事件において、暴行を受けた貴乃岩関の師匠である貴乃花親方が、警察に被害届を届けながら大相撲協会には知らなかったと言ったなどの一連の不可解な行動についても、同様の背景があるのではないかと思います。

 

貴乃花親方は、部屋を興した当時、ムリ篇にゲンコツと書いて兄弟子と読ませるような相撲界の体質を改めたいという意向があったように記憶しています。

 

にも関わらず、これまでにも暴力沙汰が報じられているようにそうしたことがなくならないから、貴乃花親方は理事長選挙に臨み、今回の行動も、そうした考えの表れなのではないかと、アタクシ、密かに思っております。

 

『問題は、制度よりも風土』

という言葉は、遅まきながら、流行語大賞にノミネートしても……

 

え?

(流行語で終らせたらあかんやろ!)

 

問題は、流行で終らせてしまう…… というところにもあるのかもしれません……

サワコの朝から〜松本隆先生の教え〜

さて、本日の《サワコの朝》のゲストは、作詞家の松本隆先生でした。

 

作詞に関わらず、〝かくしごと〟をしている人間には、糧になるお言葉ばかりちょうだいしたように思います。

 

作詞にあたって、〈冬のリヴィエラ〉(作曲・大滝詠一さ先生 ビクター音楽産業)や〈渚のバルコニー〉(作曲・呉田軽穂先生 CBSソニー)のように、

『場所から入ることが多い』

 

木綿のハンカチーフ〉(作曲・堤恭平先生 CBSソニー)のように、コットンではなく死語になってしまっているかのような木綿を使って、

『目に入っても目に入っていないものに命を与える』

 

さらに、九州から東京に出てきたプロデューサーの話から、〈木綿のハンカチーフ〉を作るに当たって、

『成功はしているけれど、失ったものもあったのではないか』

 

赤いスイートピー〉(作曲・呉田軽穂先生 CBSソニー)では、春入りの汽車という中間色から入って、赤で締めくくる、という話に、阿川さんが、

「画家と話しているみたい」

 

最後に、

「作詞には語彙力が必要でその語彙力をつけるには読書しかない』

という、至極当たり前のことをおっしゃったのは、〝かくしごと〟の原点でありますが、読書なくして書けるはずなどないことを、改めて思い知らされたしだいでありました……

                                  デンデン

(これはデンデンで終ったらあかんやろ!)

本日の《わろてんか》の仕掛け

これまで、民放がNHKをネタにはさんだ番組はあったように思いますが、NHKが、民放をネタにしたのは、おそらく、今朝の《わろてんか》が、初めてではないかと思います。

来週の予告で出てきた、濱田岳さんと広瀬アリスさんが風鳥亭の舞台にあがって漫才を演じる場面に、

「あれ? 役どころの違う二人が、いつのまに漫才コンビを組むようになったんやろ……」

と、疑問に思いながら、見ておりましたら、オチは、《釣りバカ日誌》でした……

そう、濱田さんが二代目浜チャンとして出演している《釣りバカ日誌》で、お二人は恋人同士でございます。

それを見越してNHKはキャスティングしたのかどうかはわかりませんが、久しぶりに、やられた、と思いました。

 

でも、それだけではありません。

ドラマの中で高野さんが演じた『ときうどん』は、実におもしろうございました。

アタクシ、プロ、アマ問わず、ときうどんはいろいろ見てまいりましたが、こんなに笑ったことはございませんでした。

 

なるほど、一流の俳優さんだと、ただただ感服するばかりで、土曜日恒例の《サワコの朝》を差し置いて書いてしまいました……

                                  デンデン