昨日の『伝楽亭文化祭』は、落語会はもちろん、茶会に句会、展示会と、ほんとうに文化の香り高い祭典でした。
お茶会ではお抹茶をいただきながら、茶碗についての含蓄のあるお話しを伺い、俳句展示会には、《消しゴムアート》の、これがほんとうに消しゴムを版木のように彫って作られてかのいうような作品が並べられ、未知の世界を知らされました。
また、ちりとてちんの会の藤乃家美里嬢が作成された屏風も見事で、あのかかし師ですら、彼女にこんな特技があったとは、と感心していました。
さらに、この日、高座にも上がられた緑生さんと鳴人京さんのイラストもユニークで楽しませていただきました。
最後の俳句会でも、秀逸な俳句が捻り出され、それに俳諧師かかし師の講評が加わり、やはり発見の多い句会になりました。
ちなみに、伝楽亭のブログにも掲載されるかと思いますが、拙作三句。
『秋桜に触れて流れる雲を見る』
『スイカ切る手を見る我が子闇迫る』
『手招きや枕屛風を立て直す』
失礼をばいたしました。