外来種のオチ

オーストラリでは、カンガルーとの交通事故を防ぐために、カンガルーを捕獲して安全な地域へ移住させている、という報道をNHKのニュースで見かけ、奈良の鹿を思い出しました。

奈良の鹿も交通事故で何頭も命を落としていますが、移住させる案などありません。

春日大社のお使いとされ、国の天然記念物になっていましから、そんな選択肢は最初からありませんが……

 

外来種によって在来種が絶滅の危機に陥っているという例は、琵琶湖を代表例に報道もされ、その外来種の駆除のための釣り大会が開催された、てな報道も見かけます。

 

実は、カンガルーや鹿にとって、車を持ち込んだ人間こそが、絶滅の危機を招く外来種ではないか、と考えることもできるのではないかと思います。

 

ただ、外来種の襲来は、自然界では案外珍しいことではないように思いますし、人間も外来種によって滅亡の危機に曝される可能性もあるかもしれません。

そうした設定で人類が危機に陥る話は、映画や漫画でも見かけられますが、まあ、だいたいは人間の知恵と勇気で克服する形で終るようです。

 

そう考えると、カンガルーや鹿も、外来種である人間を知恵と鹿で撃退してもいいように思いますが……

 

えーと……

ここまで書いて、オチをどうしようかな、と考えておりますが……

やっぱり、しっか(鹿)りと考える〜(カンガルー)……

 

ボカ! ドス! バキッ!