読書週間にタブー破りを……

昨日から読書週間が始まりました。

でも、活字離れが叫ばれるようになって久しく、出版業界は右肩下がりの苦境にあえいでいます。

 

今朝のNHKの報道によりますと、自動車メーカーのホンダが、自社の新車を使ったカーシェアリング事業を始めたそうです。

カーシェアリングは、自動車メーカーから見れば売り上げを妨げる事業ですが、カーシェアリングという名目の試乗で、販売台数の増加を狙っているようです。

 

お菓子の大手メーカー、カルビーが、業界初の直営販売店を開いたという報道もありました。

販売の主戦場であるコンビニエンスストアー等では、近年自社ブランドの品物を置くために、既存のメーカーの販売スペースが縮小されているそうです。

だったら、自ら販売店を開こうという発想のようです。

 

書店をのぞきますと、出版社の合同企画によるイベントも開催されているようですが、出版不況を打破する起爆剤になるまでにはいたっていないようです。

 

図書館では、カフェをを併設して人を呼び込んでいるところがあります。

それならいっそ出版社も、カフェを併設した図書館なり古書店なり、禁じ手を敗る発想も必要かもしれません。

新書ばかり扱い、ベストセラーだのみで書店のスペース争奪戦を展開するより、自社の、たとえば絶版になった古書から新刊まで、ずらりと並んだ書店、図書館、古書店を直営店として開いてみるという、タブーを破る手法を検討してもいいのではないかと思います。

 

なんなら、アタクシがそんな発想の原稿を書きますから、よかったら出版して……

 

ボカ、ドス、ゴン、ズキューン!