三題噺・花見の場所取り

昨日、伝楽亭にて開催されました『城北素人勉強会』の高座に上がり、例によって三題噺をいたしました。

 

アタクシ、城北勉強会のメンバーではありませんが、留五郎さんからお声をかけていただきまして、出演させていただきました。

 

お客様、並びに演者からいただきましたお題は、〈大根〉〈花見〉〈オットセイ〉でした。

 

町内の花見の場所取りに出かけた清やんと、花見の買い出しに行っていた喜ぃ公が一緒にござを敷いた傍の川に、水族館を逃げ出したオットセイが現れて、ボールの芸を見せた褒美に、二人は大根や胡瓜を投げ与えます。

次に、清やんが花見の出し物のカラオケを披露してオットセイから拍手され、続いて喜ぃ公が忠臣蔵の内匠頭切腹の場面を演じたところ、オットセイが大根を投げ返した……

てな噺を捻り出して、ウケましたので、来月、4月15日(日)午後2時より奈良の古々粋亭で開催いたします落語会で、高座にかけることにいたしました。

 

既成の落語ができないアタクシでも、二年以上三題噺を続けておりますと、ひねりだした噺の中に自作落語として使えるものもできてまいります。

ということで、普通の落語会に自作落語として高座にかけますので、昨日、見逃して残念に思っておられる方は、4月15日、ぜひ、古々粋亭に……

 

え?

(誰も残念に思うてない!)