三題噺・UFO&こはだ小平次

昨日、伝楽亭にて、第9回三題噺の会が開催されました。

いただきましたお題は『蛮カラ』『火星』『台風』でした。

 

自ら『蛮カラ』と称するサラリーマン五郎が、『火星』人の円盤に地球人のサンプルとして採取されたあと、『台風』に遭遇したその円盤が、今度はマゼラン星雲から飛来していたガミラス星の円盤に取り込まれるという、SF仕立ての三題噺を披露いたしましたところ、今回はどういうわけかお客様の支持をいただきまして、最後にもう一席、落語を披露することになってしまいました……

 

八景師、かかし師、玄関師は、それなりにネタをお持ちですが、アタクシ、三題噺以外はできませんので困りましたが、水曜日に拝見いたしました、旭堂南華さんの講談『こはだ小平次』を落語にアレンジして高座にかけまして、こと無きを得たような次第の三題噺の会でございました。

 

シンキングタイムは、お馴染みになりました小なんさんが『船徳』を演じてくださり、マクラでは高校野球で一塁を踏み損なってセーフにしてしまった実際のエピソードから、

「地に足がついていませんでした」

と、その一塁手がインタビューに答える噺を聴かせてくださいました。

 

次回は、12月24日、クリスマスイブに、三題噺の会、最終回として開催いたしますこととなりました……