子供の将来が楽観できない本当の理由

イギリスの教育団体、バーキー財団が、世界29カ国で実施した子供の教育に関する親の意識調査で、

「子供の将来を楽観していると回答した日本の親は28%で、調査対象国の平均60%を大きく下回って、29カ国中最下位だったという報道がありました。

 

楽観している親の割合がもっとも高かったのはペルーで、アメリカは68%、イタリア、ドイツ、韓国、フランスは30%代だったそうです。

 

これを見て、

「もっと楽観できる国にしなければ……」

と思うか、

「だから日本の将来は大丈夫だろう」

と考えるか……

 

また、子供の勉強を手伝う時間が0という親の割合は29カ国中最も高かったそうで、そのくせ、学校の教育の質が悪い答えた人の割合は上から4番目だったそうです。

ちなみに、学校を選ぶ際に重視する点を〈教師の質〉と回答した割合は、日本が最低だったそうです。

 

つまり、日本の親は、子供の勉強の状態を自分で確認することなく、また、教師の質すら確かめないまま質が悪いと思っている学校に通わせて、子供の将来を楽観的に見ていない、ということになるのではないかと思ってしまうのは、アタクシが歪んでいるからでしょうか……

 

 圧勝したとされる大統領選挙で不正が行われているシーンがネット上に流れている某国の親も、学校の教育の質については日本と大差なく、よく思っていないようです。

だとすると、予算そっちのけで文書改竄がどうのこうのと騒動になっている程度の国の将来は、まだ楽観できるのではないかと……

 

え?

(不正が行われている場面が流れていても平然としている大統領を戴いている某国の存在が、実は子供の将来が楽観視できない本当の理由じゃないのか……)