サザンの桑田さんが歌う主題歌もさることながら、瓶で林立するビルを表現するなど、見ていて飽きないオープニングに、毎度、楽しい気持ちになります。
増田明美さんのナレーションもさることながら、
「お父さん……」
と呼びかけて主人公の気持ちを語る言葉が、ときにおかしく、ときに切なくてたまらなくなります。
これまでの朝ドラのパターンでいえば、主人公と結ばれる男性が早々と登場していたかと思いますが、今回は幼なじみやらお父さんを探してくれる警官やらアパートの隣室の住人やら、もしかしたら佐々木蔵之介さんが演じるすずふり亭の息子だったりして……なんて考えてしまいます。
また、NHKといえば、俳優に台本への忠誠を誓わせているかのごときイメージを、アタクシ、持っておりましたが、
「アドリブでやってください」
てなシーンも撮られているようです。
残念ながら、毎日続けて見られてはいませんが、だからこそ、
「おお、いつのまにかこんなことになったんや……」
なんてことを楽しみながら見ています。
ただ、乙女寮舎監の和久井映見さんのお姿が見られなくなって、ちょっぴりさびしく思っています。